灯篭
灯篭の種類
【春日型灯篭】
神社仏閣で多く見られます。実用性も高い形です。
灯篭の代表的な形と言えます。
【雪見型灯篭】
灯篭の高さは低く、笠の部分が他の灯篭に比べ、薄くて大きいのが特徴です
純庭園型灯籠なら雪見というくらい、一番多くつくられかつ知られている雪見型灯籠。初めから庭園用として鑑賞を目的につくられ、自然石の上に据えることを前提にしています。笠いっぱいに雪を積らせ、その深さを側面から楽しむといったことから雪見の名称がついたようです。六角雪見型の宝珠は昔は小振りで笠と一体でしたが、最近はエンソを長くつくり、宝珠と笠は別につくる場合が多くなっています。笠は六角で比較的薄く、六隅の軒先は上に跳ねる形。火袋も六面構成で後ろに火口があり、他の五面は枠をとりその中に七宝透かしを刻ります。中台には二段の受け壇がつき、側面に波を刻ります。中台の下場は笠と逆の形で六隅に耳が下がっています。脚は四角構成で四本。下端部を外側に少し開き、脚と脚の中央から中台の耳のように垂れをつくります。
純庭園型灯籠といえば雪見型。その中でも六角雪見型と丸雪見型は対をなすものといえます。丸雪見型は六角雪見型に比べて全体的に丸味があり、足なども丸味をもった猫脚で、おとなしい上品な感じを与えます。宝珠は六角雪見とほぼ同じで下部を円形で薄くつくり、エンソを細長くします。笠は円形で、上部面に菊の花の花弁を浮き刻りにし、軒は一重軒で笠の下場に垂木を刻ります。火袋も丸柱形で側面は前後、左右に枠をとって四面構成となり、裏側は火口で前部、左右に七宝透かしを刻ります。中台は一段の受け壇があり、側面は四区に分割して中に波を刻ります。また側面の上部には、シノギがつきます。脚は三本脚で、内側に入った感じの猫脚となるのが決まりです。
神社やお寺、日本庭園に
日本古来から使用される灯篭は
伝統的な照明器具の一つです。
神社やお寺だけでなく、広い日本庭園の多い
茨城県ではご家庭の庭にも多く見られ、
庭に和のテイストを演出します。
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